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二輪車安全運転大阪府大会

2007年6月10日(日)記入

日頃のE.S.R.C.での鍛錬(?)の成果を試すため、E.S.R.C.のみんな二輪車安全運転大阪府大会に出場してきました。

大会の一ヶ月前から毎週土日の夕方に練習を重ね、当日早朝から最終の練習を経て準備万端(?)の状態で参加です。

大会当日、気合いの入った選手達は早朝から最終の練習を行いました。
それくらい熱心に仕事しろって言うのは勘弁ね。
SSでスラロームは辛い! 1400CCのトルクで怒濤のスラローム 選手唯一の2スト
約1時間弱の練習後、教習所の営業に差し支えないように機材を撤収し出陣式を執り行った。
年齢層が高い?



大会に向けていざ出陣!
さて、大会はどうなるのでしょうか?




試験場に移動し受付を済ませ、原付講習会場にて大会の開会式が行われた。
交通安全協会や警察等々の挨拶があり、注意事項等についての説明後、コースに移動した。
コースに移動と言っても、実走するわけではなくて審判員と一緒にコース内を歩いてコース順の確認をする程度でした。
この時審判達は質問に答えがてら、色々ヒントを言ってくれるので助かりました(ヒントが生きたかどうか別ですが)。
コース順路確認中 課題走行デモンストレーション中
コース説明のあと、3周だけ試走を行った。
ただ試走と言ってもちゃんと走るのではなくて、順路をただ流すだけで課題走行等の練習は無しでした(直列スラロームのみ2回走れました)。
唯一の2スト選手 我らE.S.R.C. 気合いを入れて 試走しますよ
試走の後は、少し長めのランチタイム。
昼食を摂った後はコース内を完熟歩行し、午後からの出走に備える人が多かったです。
もちろん私も歩いて確認してきました。

そしていよいよ、競技開始時間になりました。
が、その時無情にも雨が降ってきました。そのため少し様子をみることになった。
勢いは強くないけどやむ様子もなし、定刻より少し遅れて原付から競技が始まった。

私は一般Bクラスと呼ばれている、750ccクラスなので出走は最後の組なので他の選手の走り等をじっくり見ることが出来たんだが、皆さん凄いですねぇ。
課題走行に関してはスキルアップミーティングで、練習を重ねているので私もそこそこ走れてるんだろうと思いますが、法規走行は発進前の安全確認を含めてまだまだやなぁって思いました。
発進前の安全確認なんで、「あそこまで必要なんだろうか?」って言うくらいやらないとダメな感じですね。
ESRC会長の出走 緊張してるなぁ リラックス、リラックス 自然体で走りましょう
そうこうしてる間に、とうとう出走の時がやってきました。
緊張しながら安全確認を行い、まず法規走行コースへ入る。
スタート直後から進路変更を3回やらないといけない、引っかけコースだが意に介すことなくクリア(自分で思ってるだけ)しかしここのコースを走るのは難しいですな、幅員が狭いのと直線が短いので、合図~確認~動作が非常に難しく、一般道を走る技術とは全く別次元の技術が必要です。

後から仕入れた情報ですが、「目視による後方確認」はやったらダメだそうです。
「後ろを見てる間に前方の状況が変わったら対処出来ない」って理由みたいです。
あくまでも後方確認はバックミラーで、進路変更時に死角となる側方を目視するだけで良いそうです。


何とか法規走行コースを走りきり、普通車のコースを使った課題コースへと移動。
まずは、急制動。

いつものグッドライダーズスクールや、スキルアップミーティングだと40キロからの制動だが、今回は50キロからの制動でした。
そしてまさかの出来事が起こりました。

スタートして半ばを過ぎた頃に速度計を見ると、意外と速度が乗っていなかったのでちょっと焦りながら更にスロットルを開けたのですが、ギアを既に三速に入れていたため、加速が緩く指示速度に到達せず、その状態で制動開始地点まで来てしまった。
そこで焦ってしまい路面が湿潤状態にもかかわらず、強めにフロントブレーキをかけてフロントタイヤをロックさせてしまいました。

普通ならそのままロックした状態で、転倒するのでしょうが上手い具合にブレーキを離すことができ、何とか転倒は免れました。
しかしロックによる滑走と、ロック回避によるブレーキリリースによって、制動距離は大幅に延びてしまい測定不能になりました。
この時点で頭の中は真っ白状態となり、以降の課題はメロメロ状態に(ToT)

直列パイロンスラローム
先ほどのフロントロックが頭から離れずメリハリのない走り。

ブロックスネーク
まだ動揺が収まらず脱輪

一本橋
基準タイムにビビったのとブロックスネークの脱輪で緊張し、またもや脱輪

コーススラローム
今までの課題が全てアウトな上、コース上の水たまりにビビってしまいまたもやメリハリの無い運転。


当日朝まで練習して、乗れた状態で会場に乗り込んで来てるのに、ちょっとのことでパーになってしまいました。
まぁでも、それだけ自分の技術がまだまだ未熟ってことなんでしょう。
それがわかっただけでも十分な収穫ですね。
もっと走り込んで、技術を安定させないと次回大会に臨みたいと思います。


最後に一緒に走ったメンバーの皆さん、来年も大会に出て緊張感を味わいましょう(笑)